都市再生特別措置法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。空き家対策がいろいろ出てきますが、今回の法律改正もその一環です。今回の改正では、主に都市の中心市街地、駅前などの利便性の高いエリアで発生している空き地・空き家対策です。都市の内部で空き地・空き家がランダムに発生することを「都市のスポンジ化」と呼んでいます。スポンジ化がおこることにより、地域の一体開発が進まず、魅力のない何もできない街になっていってしまいます。これを解消しよういうのが「都市再生特別措置法の一部改正」です。ランダムに発生する空き地・空き家の所有者の特定に市町村の持つ固定資産課税情報も利用でいるようになります。また、「立地誘導促進協定」制度の創設により公共施設の使い方の変更や民間団体による空き地・空き家の利活用が図れるようになります。東京への一極集中が止まりません。名古屋にリニアがきて東京と愛知が45分で結ばれる時愛知に魅力ある街並みができていないと東京から人を連れてくるどころか、逆に人口減少が加速してしまいます。地方の都市間競争もおなじことで、魅力の無い街から魅力のある街へ人は動いていきます。あなたの住む街を魅力ある街にするため何ができるかを考えるときですね