確定測量

土地の面積(地積)と形を知るために測量を行い、隣接地の土地所有者と立ち合いを行い、了承を得て境界を決めることです。

 民有地同士の境界確定(民民査定)と公道や水路等の公有地との境界確定(官民査定)があります。

 境界確定測量を必要とするのは、主に下記の場合です。

1.土地売買(境界杭が見つからない場合)

2.分筆登記

3.登記簿の面積と実際が違う場合(地積更正登記をする場合)

4.高額な地価の土地(人気エリア)

5.相続税を物納する場合

 

隣接地の所有者と立会ったことを証明し、それぞれの承諾印を得ることが原則です。しかしながら、署名捺印を拒絶するケースも考えられます。

「何らかの不利益を被るのではないか?」と考えている可能性が高く、現時点では境界トラブルが無くても、将来的にトラブルに発展する可能性は否定できません。(その場合は、家屋調査士に依頼しましょう)

測量費用の問題もありますが、

①買主が安心して購入できる

②次の世代(子供・孫)が安心して引き継いでもらえる

などのメリットがあります。

街中の家屋調査士の方々の看板には

「杭を残して悔いを残さず」といった標語を見かけますよね^^

                                          後藤