実際に測量した土地の面積(実測測量)と登記簿の面積(公簿面積)が異なる場合に、登記簿の誤っている地積を正しい地積に直す登記のことです。
原因としては、
①登記簿は明治時代の測量記録がベースとなっている
②平成17年3月以前は、土地を分筆する際に分筆する方の土地だけを測量し、残りの土地(分筆される土地)は求積し登記をしなくても良かった
ことが多いとのことです。
地積更正登記をすることにより、法務局に地積測量図が半永久的に保管され、広く一般に公開されるため、第三者にも自己の土地の範囲を主張できます。但し、公簿面積より増える場合は、固定資産税も増税になる可能性もあります。
ちなみに、実際の地積が登記簿の地積より大きい場合は「縄伸び」、反対に小さい場合は「縄縮み」と呼ばれています。
後藤