昨日、お客様からご依頼を受けた売却希望の土地調査に行ってまいりました。
お客様自体、購入後、あまり訪れていない休耕田であり、謄本と公図を頼りに、地図上であたりをつけて、現地に参りました。
地図上には、住宅の建っている場所には、地番がふってあり、その付近であれば農地であっても分かりやすいのですが、農地の真ん中ですと、なかなか見つけることが困難です。
その分、現地でココだと場所が特定できた場合は、大変うれしく思います。
今回も無事に発見し、市役所にて用途地域や道路、水道などライフラインを調べました。
近隣が発展していれば状況も変わりますが、前面道路に水道管は埋設されておらず、引いてくるには、かなり資金もかかり、住宅地には向かない様子でした。
また、ちょうど都市計画道路に敷地の90%以上がかかっておりました。
都市計画道路は、計画決定はなされているものの、事業決定はされておらず、いつ事業決定がされ、買収が始まり、立ち退かなければならないか時期が分からないものが多く、この物件もそうでした。
皮肉にも計画道路のために、将来の計画が明確に立てられない状況なので、今回の調査結果を踏まえて、地主様とじっくり相談したいと思います。 松山