不動産が売買される時に、物件状況等報告書が添付される。比較的簡単な書式なので、安易に問題は無にされる方が多いが、実はとても重要な書類なのである。売主から買主に直接負担すべき義務であり、その不動産の性能、価値、価格に影響する重要な情報を提供する趣旨と考えると、うっかり間違えた、忘れてた等と、言えない書類である。但し、一般の方には、このような書式は、専門用語並び、どう表現して良いかわからず、買主に伝えることを怠ってしまうケースがままあるように思います。我々不動産業者が、一般の売主の説明が不十分であることを前提として、聞き取り、調査を徹底周知しないといけないと思っております。