住宅支援機構の調べによると、住宅ローンを借り換える際、金利のタイプを選べるのだが、「変動型」が最も多く40.5%を占め、次いで「固定期間選択型」(39.3%)、「全期間固定型」(20.2%)の順だったそうな。「固定期間選択型」のうち、当初の金利が固定される期間別に見ると、最も多かったのは「10年」で、全体に占める割合は20.8%。借り換え後の金利タイプを、調査期間(平成26年11月~平成27年10月)内の3ヶ月ごとに見てみると、「『変動型』と『全期間固定型』の利用割合がほぼ逆相関の関係で推移しているらしい。少し前まで、変動金利は将来上がるから困る、という理由で敬遠されていたし、といっても3年固定が金利が低いから、といって好まれたりしていたのが、信じられない今の現状。景気の回復は見込めなくても、金利が上がる心配はあったのに、もうそれすら心配しなくなっている気持ちの表れではないだろうか?