最近古民家の話をよくいただく。そういった案件は比較的寒い場所が多い。夏は避暑地として良いと思いながらも、冬は大変だなぁ~って思い、何か良い方法は無いかと探していたら、日本の窓の技術は世界でも比較的遅れているという記事があった。日本と気候が近い中国や韓国にも劣っているらしく、U値とも言うW/m2(平方メートル)単位で示す数値(1m2当たり、かつ1時間当たりに通す熱量を表すらしい)が小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味するそうなのだが、フィンランド等が1W/m2・~2W/m2・に対し、日本は新築住宅においても売れ筋の7割が4.65W/m2・Kと劣るそうで、5700万戸あるといわれる住宅の8割以上は、6.5W/m2らしい。数値だけ見ると確かに遅れている気がするが、きっと、何か理由があると思うのだが、思うに、四季のある風土が関係しているのではないだろうか?と勝手に思うのであります・・・